輸送時の破損対策について

 搬送物(製品・商品・部品)の輸送時(物流)における破損が起こる原因は
 ①フォークリフトや手運びによる荷役中の不注意
 ②船や鉄道やトラックなどの輸送中における振動や衝撃
 ③発送前の梱包(包装)によるもの
  があります。

 弊社では「③発送前の梱包(包装)」を提案しております。梱包(包装)で破損対策をするには、プラスチックコンテナや段ボールなどの外装箱(外箱)の選定と内装材(仕切りや緩衝材)の選定が重要になります。 内装材は輸送する製品に直接触れる部分ですので特に重要です。

輸送で失敗しないための、プラスチックコンテナなど通い箱の選定

 通い箱を安易に決定すると、破損に繋がる場合があります。

 通い箱を選ぶときは、鉄道やトラック、船や航空機など輸送手段(モード)と物流拠点(ノード)における積み替え時の荷扱いを念頭におきます。
 輸送経路上でかかる重力や振動、物流拠点での荷扱いの荒さによって、通い箱に求める強度が変わります。

実働率  

 プラスチックコンテナを選ぶ際はカタログに記載の耐荷重から強度がわかります。段ボール箱は使用する原紙と箱の形状により強度が変わります。
 プラスチックコンテナ、または段ボール通い箱として使う場合でも、強度については弊社のような代理店かメーカーに相談すると良いです。

プラスチックコンテナ(通い箱)に内装材を入れる場合

 通い箱に内装材(緩衝材・仕切り)を使って搬送物(製品・商品・部品)を固定すれば、安全に輸送することができます。しかし、通い箱の内装材は安価では無く、外装のプラスチックコンテナと同等かそれ以上の価格になることがあります。

積載効率

 段ボール箱を通い箱にする場合では、中に発泡スチロールの緩衝材段ボールの仕切りを入れると、段ボール箱と仕切りを含めた箱全体の強度が上がります。しかし、こちらもコストアップに繋がります。

搬送物(製品・商品・部品)に適した内装材(緩衝材・仕切り)

 内装材(緩衝材・仕切り)を選ぶ際には性能とコストのバランスが重要になります。

 

実車率

 物流の予算策定の際に内装材を検討なさる際は弊社のような通い箱の代理店や内装材の製造元に問い合わせることをお勧めします。

      

 

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