不適切な仕切り材がもたらすリスク

 クリーンルームに適さない段ボールやコートボール(厚紙)は、目に見えない微細な繊維や紙粉を放出し続けます。多額の設備投資をして高度なクリーン環境を構築しても、物流資材から汚染物質を搬入してしまっては、製品の歩留まりに悪影響を及ぼし、せっかくの環境が損なわれてしまいます。

 弊社では、こうした発塵リスクを最小限に抑える代替素材を豊富に取り揃えています。既存の紙製品の仕切りから、クリーンルーム仕様への切り替えを検討なさる際には、ぜひお声がけください。

パーティクル対策とプラスチックの優位性

 半導体製造や精密組み立てにおいて不可欠なのが「パーティクル対策」です。これは、環境を汚染する微粒子(ホコリ・チリ)の侵入や発生を防ぐ取り組みを指します。パーティクル対策の観点から、微細な繊維が発生する段ボールやコートボールなどの紙製品は使用を控える必要があります。

 クリーンルームで通い箱や仕切りを運用するには、静電気による吸着を防ぎ、ホコリを寄せ付けにくい帯電防止素材や、ESD対策ができる導電素材を採用することが、パーティクル対策の基本となります。

パーティクル(ホコリ・チリ)の正体とは

 空気中に漂う微小な粒子の総称です。一般に、以下のようなものがパーティクルとして清浄度に影響を与えます。  • 皮膚や衣服から出る繊維  • 装置の摩耗粉や空調フィルタの劣化粉  • 薬液の析出物  • 段ボールなどの紙製品から出る紙粉

プラスチック製の仕切りは「洗浄」が可能である

 弊社が製造する低発泡プラスチック製仕切りは、紙製と異なり「丸洗い」が可能です。万が一パーティクルが付着しても、繰り返し洗浄して清潔な状態を維持できるため、長期間にわたってクリーン環境の品質維持に貢献します。

イワキパックスの静電気・パーティクル対策仕切り

 弊社では、半導体・医療・食品業界などの多種多様なクリーン環境に適した仕切り材を提案しています。紙粉を出さない、洗浄できる、繰り返し使えるといったプラスチック製のメリットを最大限に活かした製品づくりを推奨しています。

 帯電防止や導電の仕切り材を活用することで、貴社のクリーンな環境を確実に維持できます。現場の運用に合わせた最適な設計をご提案しますので、ご検討の際はぜひお声がけください。

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    ロケーション管理のABC分析(パレート分析)と物流ABC(Activity-Based Costing : 活動基準原価計算)

    物流分野のABCには  ①物流センター内のロケーション管理(在庫を保管する場所の管理)に利用され、商品の出荷件数を分析する「ABC分析」(パレート分析)  ②Activity-Based Costingの略で、日本語では活動基準原価計算と呼ばれる原価計算の手法である「物流ABC」  の2つがあります。

     

     同じABCという呼び方でも、全く異なるものを指しています。

  • 物流センターの分類

    物流センターは 機能により、  ①DC(ディストリビューション・センター、在庫型物流センター)  ②TC(トランスファー・センター、通過型物流センター)  ③PC(プロセス・センター、加工処理センター)  に分類されます。

     

    保有者により、  ● 川上の製造業または卸売業などの企業が保有  ● 川下の小売業が保有  ● 3PL事業者が保有して使用する形態  に分類されます。

  • 物流の共同輸配送(共同配送・共同物流)とは

     近年、個別企業で担っていた物流機能を、他社と共同することで限られた経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)を補い合い有効活用する動きがあります。一般的に物流効率化の投資負担は大きく、複数の企業が共同で投資を行うと効率が良くなり、1社あたりの負担が減ります。  輸配送の共同化は以下のような問題を解決するのに有効です。  ①人材不足などの問題  ②交通渋滞や大気汚染などの問題  ③投資時の資金調達の問題

     

     共同輸配送の種類や、共同輸配送に関連する言葉について紹介します。

  • 物流(輸送中、輸送時)の破損対策について

     搬送物(製品・商品・部品)の物流(輸送中、輸送時)における破損が起こる原因は  ①フォークリフトや手運びによる荷役中の不注意  ②船や鉄道やトラックなどの輸送中における振動や衝撃  ③発送前の梱包(包装)によるもの   があります。

     弊社では「③発送前の梱包(包装)」を提案しております。梱包(包装)で破損対策をするには、プラスチックコンテナや段ボールなどの外装箱(外箱)の選定と内装材(仕切りや緩衝材)の選定が重要になります。 内装材は輸送する製品に直接触れる部分ですので特に重要です。

  • 輸配送の運行効率とは

     輸配送の運行効率は 実働率 x 積載効率 x 実車率 の式で求められます。それぞれの式を分解して理解すれば、どの部分の効率性を上げれば良いかが見えやすくなります。
  • オリコン(折りたたみコンテナ)のサイズ、積み付けパターンとオリコンの選び方

     オリコン(折りたたみコンテナ)は20L未満から75L以上まで様々な容量があります。広く普及していて一般的な30L・40L・50L・60L、さらに、55L・75Lのサイズや特徴を覚えれば物流に関する業務がスムーズになります。

     プラスチックコンテナ(通い箱)の各メーカーは、規格と呼称してはいないものの、容量ごとにほぼ同じサイズのオリコンをラインナップしています。 これはパレットへの積み付けを考慮してのものです。基本的な容量と積み付けパターンの組合せを把握すると良いです。

  • 物流2024年問題に対応できる物流資材(パレット・パレットボックス) 【輸送コスト(物流コスト)削減】

     物流業界では2024年4月よりトラックドライバーの働き方改革が始まります。(本記事作成は2024年3月) 「運賃」と「料金」の明確化と荷待ち時間の短縮、および荷役(商品の積み下ろし)時間の短縮が進んでいます。

     そのため、ドライバーが手運びで運搬していた搬送物(製品・商品・部品)を集合包装し、積み下ろしをパレットとフォークリフトに改善することで荷役時間の短縮を狙った製品の案内が増えています。

  • 輸送中の振動による搬送物(製品・商品・部品)の傷(キズ)付きや凹み・打痕や擦れを抑えることができる緩衝材や仕切り

     通い箱(通函)に、緩衝材や仕切りを使わずそのまま搬送物(製品・商品・部品)を入れて運ぶことが出来れば、通い箱以外の費用はかかりません。搬送物(製品・商品・部品)が丈夫なものであれば、緩衝材や仕切りの削減で物流費が浮き、資源の無駄も省けます。

     しかし、車(車両)、鉄道、船、飛行機など輸送経路の安全性に違いはあっても、ほとんどの搬送物(製品・商品・部品)は何らかの緩衝材や仕切りを必要とします。

     特に、表面が傷つきやすい搬送物(製品・商品・部品)であれば、緩衝材や仕切りの導入は必須となります。 電子機器(電子部品)などの精密機器であれば、振動や落下の衝撃対策に加え、静電気放電(ESD:Electro-Static Discharge)対策が必要になります。

  • リサイクル素材を使用した通い箱(プラスチックコンテナ)

     プラスチックコンテナの原材料は主にポリプロピレン(PP)です。リサイクルのポリプロピレンを原材料として使用したプラスチックコンテナが普及しはじめています。

     プラスチックコンテナを通い箱として使用すると、ユーザー(客先)の倉庫や運送途中でプラスチックコンテナに印刷された貴社の社名が露出します。 見られる機会が多い通い箱に、リサイクルのプラスチックコンテナを採用すれば企業イメージ向上に繋がります。また、リサイクルのプラスチックコンテナを購入することでCO2排出量削減ができます。

  • 数値で見る経費削減事例

    実際にコンテナボックス、プラダン、オリコンなどの通い箱(通函)の仕切り板として採用いただいたコスト削減の事例をご紹介します。

    動画で見るFLシリーズ

    《Flシリーズ》の動画集です。それぞれ製品に合わせた仕切りとコンテナボックスの動きや取り扱い方をご覧いただけます。