オリコン(折りたたみコンテナ)のサイズ、積み付けパターンとオリコンの選び方
オリコン(折りたたみコンテナ)のサイズ、積み付けパターンとオリコンの選び方
オリコン(折りたたみコンテナ)は20L未満から75L以上まで様々な容量があります。広く普及していて一般的な30L・40L・50L・60L、さらに、55L・75Lのサイズや特徴を覚えれば物流に関する業務がスムーズになります。
プラスチックコンテナ(通い箱)の各メーカーは、規格と呼称してはいないものの、容量ごとにほぼ同じサイズのオリコンをラインナップしています。
これはパレットへの積み付けを考慮してのものです。基本的な容量と積み付けパターンの組合せを把握すると良いです。
オリコン(折りたたみコンテナー)
30L・40L・50L・60Lの特徴
30L・40L・50L・60Lのオリコンで、外寸の縦横が530×366の場合、積み付けパターンはT11パレットに6個です。
長手:530×2=1060、
1060+40(クリアランス)=1100
短手:366×3=1098、
1098+2(クリアランス)=1100
(※T11パレットのサイズは1100×1100)
外寸の高さは、30Lが221H、40Lが272H、50Lが325H、60Lが380Hです。
おおよそ53mm高さがアップすると、10L容積が大きくなっていきます。
流通業などで「30L」「40L」「50L」「60L」と固有名詞のように表現される場合があるので、サイズを覚えると便利です。
オリコンの中で最も目にするサイズです。
オリコン(折りたたみコンテナー)
55L・75Lの特徴
55L・75Lのオリコンで、外寸の縦横が650×440の場合、積み付けパターンはT11パレットにピンホール積みで4個です。
長手外寸と短手の外寸を足すと
650+440=1090
1090+10(クリアランス)=1100
(※T11パレットのサイズは1100×1100)
幅が660と大きいので、手運びで狭いドアを通る際など、狭い場所での取り回しには苦労するサイズです。
オリコン(折りたたみコンテナー)
20Lの特徴
20Lのオリコンで、外寸の縦横が366×262の場合、積み付けパターンはT11パレットに12個です。
長手:366×3=1098、
1098+2(クリアランス)=1100
短手:262×4=1048、
1048+52(クリアランス)=1100
(※T11パレットのサイズは1100×1100)
30L・40L・50L・60Lの箱の外寸が530×366。20Lサイズのオリコンの外寸は366×262で、30L・40L・50L・60Lのオリコンに2箱並べてスタッキング出来ます。
高さが40Lのオリコンと同じ272Hなので、組み合わせて購入すると隙間が少なくなり空間効率が向上する場合があります。
T11パレット(1100x1100)と
オリコンの積み付けパターン【ブロック積み】
30L・40L・50L・60Lのオリコンの積み付けパターン(※クリアランスを無視して図示)
20Lサイズのオリコンは図に等間隔の水平線をさらに2本引き、水平線のピッチを262とし、T11パレットに12箱並びます。
T11パレット(1100x1100)と
オリコンの積み付けパターン【ピンホール積み】
55L・75Lのオリコンの積み付けパターン
(※クリアランスを無視して図示)
ピンホール積みは風車型積み付けなどと呼ばれる場合もあります。
代表的なパレットへの積み付けパターン
オリコンはT11サイズ(1100×1100)に合わせたものが多いです。まれに1000×1200のパレットや800×1200のパレットに合う製品があります。
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